talk through プログラム
- A/Dから信号を入力して右チャネルはそのままD/A出力,左チャネルにはディレイをつけてD/A出力するだけのプログラムです.
- C6713 DSKのプログラムを作成される場合の雛型としてご利用ください.
- アーカイブ c6713dsk_demo1.zip
には line_in, mic_in
の2つのディレクトリがあり,全部で6種類のプログラムが含まれています.
c6713dsk_demo1.zip
---+--- line_in ---+--- through_edma
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+--- through_intr
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+--- through_poll
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+--- mic_in ----+--- through_edma
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+--- through_intr
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+--- through_poll
- ディレクトリ line_in
の中のプログラムはライン入力/ライン出力のプログラムです. 処理の流れは下図のとおりです.
L ch (line in) -----> HPF -----> delay -----> L ch (line out)
R ch (line in) -----> HPF ------------------> R ch (line out)
- ディレクトリ mic_in
の中のプログラムはマイク入力/ライン出力のプログラムです. 処理の流れは下図のとおりです.
+-----> delay -----> L ch (line out)
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mic in -----> HPF -----+
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+------------------> R ch (line out)
- HPF はA/Dの出力に含まれるDCオフセットを除去するためのものです.
- through_edma はDMAを使ったブロック入力・ブロック出力をおこなっています.
- through_intr
はシリアルポート受信割込を使って1サンプルずつデータ入出力をしています. もっとも基本的なDSPの処理のやり方です.
- through_poll
はポーリングを使ったデータ入出力をおこなっています.